今日は１年生が、総合的な学習の時間に中島巡りを行いました。中島にある歴史的な文化財を見たり、地域の方から話を聞いたりし、「ふるさと中島」について新たな発見をすることができました。

＜熊田地区・懐古館＞

　懐古館には、たくさんの民俗資料が展示されており、人々の生活様式の移り変わりなどを学びました。

＜神浦地区・長州征伐の本陣跡＞

　この長州征伐の本陣跡は、江戸幕府から長州征伐の命を受けた松山藩主が中島に本陣を構えた際の跡地です。石垣の組み方が松山城に似ています。

＜文中の板碑・貞治の板碑＞

　板碑とは、石塔婆のことです。この時代は南北朝時代であり、「文中」は南朝の元号、「貞治」は北朝の元号で、一つの島に二つの元号が刻まれた板碑があることは、大変珍しいことです。

＜大浦地区・忽那島八幡宮＞

　大浦の港近くにある八幡宮には、とても大きな楠などの植物が生えています。また、６月には、ホタルが飛び交う幻想的な場所です。

　中島には、魅力ある場所、物がもっとたくさんあります。これを機に、中島や中島の歴史などに興味を持って欲しいです。