稚心を去る
2025年2月3日 16時25分間もなく少年の日記念集会を迎えます。
『自覚』『立志』『健康』+『感謝』をスローガンに掲げ、2年生は練習に力が入っています!
今日は、幕末の武士である橋本左内(はしもと さない)が、15歳のときに志を記した『啓発録』の中の、「稚心を去る(ちしんをさる)」という言葉を紹介します。
目先の遊びなど楽しいことや怠惰な心や親への甘えは、学問の上達を妨げるので、捨て去るべき、という意味ももちろんありますが、
自分の力で生きていくんだ!という覚悟を持つという意味があります。
稚心を去るとき、
「自分の結果を自分の責任で引き受ける」という覚悟を持ち、「世の中のために自分には何ができるか」を考えられるようになります。
「どうせ…」「だって…」「私には無理」と言い訳をしてしまいそうなときこそ、「稚心を去る」を考えたいですね。自分の内側にある甘い心・幼い心に打ち克って、自らを高めていきましょう。
少年の日を機に、「稚心を去る」ことを意識し、精神的に大きく成長してくれることを願っています!